貧乏のよくある悩み 食費

貧乏で家計が苦しいときには、食費を削ってしのぐというのはよくある悩みであるでしょう。今月ピンチとなった場合でも、家賃や光熱費など自動支払いとなっているものはどうしようもありません。人付き合いも、断れない、あるいは断りたくないということもあるでしょう。けれど、食費の部分は柔軟性がききます。そのため、食事さえ我慢すればよいと考えることは、もはや貧乏な人の定番の解決法といえるかもしれません。
しかし、食事を削ることで、さまざまな弊害が出るものです。空腹で集中力が欠けることもあれば、栄養失調で病気になることもあるかもしれません。食に関するストレスからイライラして、ミスを連発してしまうこともあるでしょう。その結果、余計な出費に追われる羽目になることもあります。
貧乏だから食費を節約せねば…というのはよくある悩みですが、一時的にしのげたとしても、家計改善の根本的な解決にはならないものです。それよりも、家計の中で最も大きな比重を占める固定費の見直しをすることの方が大切です。その部分を下げることにより、ごく自然に家計に余裕が生まれることになります。その結果、健康的な食生活を維持でき、生活全般が改善されることになるでしょう。